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あらすじ
ペリーヌ・パンダボアヌと母親のマリはボスニアの小さな村に逗留していた。
共に旅をしていた父親のエドモンがこの地で病に倒れて、命を落としたためである。
ペリーヌとマリはエドモンを埋葬して弔いを終えると、ロバのパリカールの牽く馬車に乗り、エドモンの故郷・フランスのマロクール(最寄りの駅はピキニ(フランス語版))を目指しての旅を再開する。
マリはエドモンの仕事を引き継ぎ、写真師として道中の村や街に立ち寄っては仕事をこなして旅費を稼いでいた。
クロアチア、イタリア(トリエステ・ベローナ・ミラノ)を経て、早くフランスに到達しようと険しい山越えの道を選び、スイスを抜けてフランスに至った。
しかし、アルプス越えの無理がたたり、マリは体調を崩してしまう。
病を押してパリまで到着したものの、シモン荘に下宿して養生することになる。
ペリーヌは一生懸命にマリを看病し、医者を呼び薬を与えるが、容態は良くならない。
次第に所持金がなくなっていき、馬車や写真道具、そしてパリカールまでも人手に渡してしまう。
この状況を知ったマリは一日も早くマロクールに到着しなければならないと考え、無理を押して旅立つことを決意する。
しかし、マリは旅立ちの朝に倒れ、ペリーヌに「人から愛されるには、まず人を愛しなさい」という言葉を残して息を引き取る。
マリの葬儀を終えたペリーヌは、親切にしてくれたシモン荘の人々に見送られ、一人でマロクールへの旅を再開する。
キャスト

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